カーポートで冬場の車ケア!

カーポートFⅡサイドパネル付き
三協アルミ/カーポートFⅡ サイドパネルオプション

 

ご自宅の駐車スペースにカーポートは設置していますか?

外構予算上カーポートを設置しない方は割と多いのですが、通勤に車を使う人など毎日乗る人や車好きの方は、カーポートが外構計画の優先順位上位に入るようです。

冬場の朝、「急いでいるのに困った!霜が。。。がっつり降りていてお湯じゃなきゃ無理・・・」なんてことを体験した方は多いのではないでしょうか?これ実は、カーポートを設置していれば恐らく防げました。

雪みたいに降って来るわけじゃないのにどうして?解説していきましょう。

 


 ★CONTENTS★

 ◇カーポートの優秀さ
  ・霜を防ぐことができる
  ・雪を防ぐことができる

 ◇カーポート設置で注意する点
  ・積雪量が少なくても過去の積雪記録を参考に
  ・家屋本体の屋根から落雪がないか
  ・地中の埋設物が駐車場下に来ていないか

 ◇カーポートのご紹介
  ・三協アルミ/カーポート FⅡ
  ・LIXIL/カーポートSC
  ・三協アルミ/ビームス

 

カーポートの優秀さ

◇霜を防ぐことができる

霜が降りた車

ガラスワイパーでは取れない霜がおりてしまったら、運転するにはお湯で溶かすしかありません。暖房を入れてもフロントガラスまで温めるのはかなりの時間がかかるか、難しいからです。

ですが、カーポートを設置していれば霜は大変降りにくくなります。

 

霜は、放射冷却によって冷えた物体周辺の空気中の水蒸気が、0℃以下の状態で氷の結晶になり物体表面に付着したものです。

※放射冷却:物体が熱を出して(放射)冷える(冷却)事。夜に太陽からの熱を受けられず放射冷却し地表温度が下がります。

フロントガラスの霜

そして、地表の放射熱は雲が一部蓄え地表に返してくれるため、曇りの日は霜が降りないのです。
つまり、天気が良い朝に霜が降りるのは熱を返してくれる雲が無いからということになります。おやおや?そうです。ここでカーポートの出番。

晴れた日のカーポート

カーポートがあれば屋根が雲の代わりになり、地表から放射される熱をカーポート内に留めてくれます。
因みに水蒸気は小さなチリやゴミなどに付着する性質があるため、フロントガラスの汚れは霜が降りる原因になります。カーポートを設置している方がある程度チリ・ゴミを防げますが、それでもフロントガラスの掃除や撥水コーティングは丁寧に行っておきましょう。

降って来る雨や雪だけでなく霜もカーポートで防げるとは、予算をオーバーしてもカーポートを設置する価値が日常生活に転がっていますね。

◇雪を防ぐことができる

カーポートの積雪

通常のカーポートでも積雪20cm程度であれば問題なく設置できますが、豪雪地帯でこそカーポートは活躍します。3mの積雪にも耐えられるカーポートなどもあり、豪雪地帯の車と暮らしを守ることができるのです。

 

カーポートが無ければ、車は雪にうもれてしまうでしょう。ですがカーポートがあれば、とりあえず屋根の下は雪から守られます。これだけでも随分と助かりますよね。

また、カーポートにはサイドパネルも設置ができ横や後方から吹き込む雪も防げるため、3方をサイドパネルで囲めば雪の付着を防ぎ、車を凍結から守ることができます。

カーポート設置で注意する点

カーポートを設置する際に注意すべき点を見てみましょう。

◇積雪量が少なくても過去の積雪記録を参考に

雪とかまくら

降雪量が少ない地域でも、どのくらいの積雪に耐えられる製品を選ぶかはしっかり積雪記録データを調べて決めましょう。

2014年に関東・甲信越で大雪が降った際は積雪1mを記録した地域もあり、カーポートの破損が相次ぎました。通常の降雪量から積雪2030cmまでしか耐えられない通常製品を導入している場合が多いためです。

カーポートの柱が上部から折れてしまい屋根が車に直撃する例などもあり、車を守るためのカーポートが車を攻撃するという悲惨な事故になってしまいました。

倒壊したカーポート

このような事故を防ぐために、カーポートを設置する地域の積雪記録は必ず調べましょう。
例えば2030cmの積雪が過去にあった場合は、積雪50cmに耐えられるものを選ぶと良いでしょう。

◇家屋本体の屋根から落雪がないか

落ちそうな雪庇

家の屋根からの落雪が起こる位置も要注意です。

屋根から落ちる雪は降り積もってから時間が経っているためカーポートに直接降り積もる雪より重く、同じ体積で倍以上の重さがあるので要注意です。
屋根からの大量の雪がカーポートに直接落ちると、カーポートの破損原因になりかねません。

なるべく屋根から離してカーポートを設置することをお勧めします。

◇地中の埋設物が駐車場下に来ていないか

埋設物

カーポートの柱は安定に重要なため、基礎工事で深く掘り下げます。そのためガス管や水道管、浄化槽などの埋設物が駐車場下にある場合、カーポートの設置位置を決めるのが大変だったり設置ができなかったりします。

新築時にカーポートを設置しない場合でも、将来的に設置する可能性を考え、設計者へ配慮を依頼しておくのがベストです。

カーポートのご紹介

三協アルミ/カーポートF 耐積雪20cm

カーポートFⅡ

スタイリッシュなカーポートで、EV車の充電システムが美しく収まる仕様も。

カーポートFⅡ充電システム 

 

LIXIL/カーポートSC 耐積雪30cm50cm仕様あり

カーポートSC_後方支持

クールなデザインカーポートのはしりの存在。

 

三協アルミ/ビームス 耐積雪100cm仕様あり

ビームス

強度とデザインの両方を突き詰めたシリーズ。

ビームス耐雪100cmモデル

 

 

ひらめき

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