2018.11.08
~京町家の髪結いさん~
こんにちは総務担当の大浦です♪
暑さや紫外線も弱まり、自転車で京都の街なかを自転車で散策するには
とっても良い季節になってきました。
人ごみや車を避けて路地に入ると、洒落たビルの谷間に
京町家をリノベーションした素敵なお店があちこちに点在しています♪
カフェやパン屋さんなど、ついついお財布の紐がゆるんでしまいます。
京都では、”活かそう京町家”とうたって、とある銀行では改修して事業展開しようとする法人や個人に
融資する制度まであります。
弊社の10月18日のブログでもリノベーションすることのメリットをご紹介させていただきました。
私は京町家をリノベーションした建物にすっ・ごく惹かれるものがあります!!
なぜなのか?
懐かしさや、木のぬくもりとか、虫食いの柱でさえも長年息づいてきた年月の重みとか。
古いものを大事に使おうという優しい気持ちとか、、、そういうものを感じるからかな❤︎
で、いまお世話になっている髪結いさん(美容院)も京町家をリノベーションした建物です(o^^o)
(下はコンクリートそのままの土間。 美容スペース、和室、お庭と奥に並んでいます。)
和室には、絵本やおもちゃを置いており、子供を連れて行ってもママは安心して髪のお手入れができます(←リアルママには最高!)
(高いカウンターで、美容師さんが使う道具・薬剤などのゴチャゴチャした物を遮断できて、散らかっていても大丈夫。)
和室の奥にはお庭。
造り込まない自然な感じが町家の雰囲気と一体化しています。
建物の陰で、やや日陰のお庭ですがそんな環境を好む植物が植えられています。
下草にはシダ、苔。
中低木に、しゃくなげ、まさきなど。
高木には、あずきなし、ツルバナマユミなどを植えています。
今まさに、ツルバナマユミの実が裂けて、秋の青空にはえていました。
そして、あずきなしの細い木の幹には、さりげなく天然素材の麻紐で名札がつけられていました♩
何とも心憎い庭師さんの心遣い。(くぅ~っ、泣けるね~)
こんな風に、長屋の一角の町家がキレイになることによって、
人の足も遠のいていた路地に、また、人が立ち寄るようになりました(๑・̑◡・̑๑)
古いものを保全・再生することの大事さを、しみじみと教えられる髪結いさんなのです❤︎
皆様からのご感想、コメントお待ちしております♪
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