早春に5弁の白い花を咲かせ、果実は6月に黒紫に熟し、細かい種子を含む。
果実が6月に収穫できるところから、ジューンベリーという名称がつきました。
寒さには強く、夏季の乾燥にはやや弱いですが、日本でも育てやすく、庭に植える果樹としておすすめです。
紅葉も楽しめます。成長は遅めですが、最終的には大きく育つので庭植え向きです。
果実は生食や、ジャムに加工することができます。
果実をジャムにする場合は、黒く熟したものを収穫し、果実の重さの半分の量の砂糖と、レモン1/2個を加えて煮詰めます。
果実にはザラザラした食感があるので、裏ごししてから煮ると気になりません。
ジューンベリー
ジューンベリーの花
ジューンベリーの実
管理方法・お手入れ
手間はほとんどかかりません。
日当たりの良い場所~明るい日陰、水はけのよい肥沃な土の場所が敵地です。
強い乾燥が苦手なので西日の当たる場所は適しません。
鉢植えは土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。 地植えは一度根付いてしまうととくに水やりは要りません。
開花期は雨に当てない方が実付きが良くなるので、 鉢植えは屋根のある場所に移動させてもよいでしょう。