カランコエは、南アフリカ、東アフリカ、東南アジアなどに生息する、多肉植物です。
葉の形から、花いろも様々な種類があります。
乾燥に強く手間がかからないので、初心者でも育てやすく、室内のインテリアプランツに向いています。
カランコエにたくさん花をつけたいときは、「短日処理」という方法があります。
これは、日照時間をコントロールして、カランコエに季節を勘違いさせ、花芽を増やす方法です。
カランコエは、日照時間が短くなると咲く花なので、まだ日の長い夏のうちに、夕方5時頃から翌朝7時頃まで段ボールなどをかぶせて光を遮断します。
これを1か月ほど毎日行うと、秋ごろにカランコエに小さな花芽が続々と出てくきます。
カランコエ
管理方法・お手入れ
■日当たり
日光を好むので、日当たりの良い明るい場所で管理しましょう。
真夏は直射日光に当たらない明るい日陰、冬は室内に取り込み、日当たりの良い場所に置きましょう。
■水やり
土の表面が乾いたら、葉や花にかからないようにたっぷりのお水を与えます。
冬は乾燥気味に管理します。
■剪定
5〜6月、9〜10月に、固形肥料を与えます。
■肥料
夏に新芽の先をカットし脇芽を増やしておくと、枝数が増えその後の花数が増えます。
■病虫害
アブラムシが発生すると生育が悪くなるので、殺虫剤を撒いて駆除しましょう。