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ガーデンセラピー

2021.11.15

フランスの夏時間・冬時間の過ごし方

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こんにちは、Salon Rustique(サロン ルスティック)の木蓮です。

 

フランスは、10月31日(日)に冬時間を迎え、日本との時差が8時間となりました。

 

「日本とフランスの暮らしでは、どういったところに違いを感じますか?」

 

フランスに興味をもってくださる方々から、こういった質問をいただきますが、答えの一つとして「夏時間と冬時間があること」と話しています。

 

こちらの夏の夜は非常に長く、夜10時を過ぎてもまだまだ明るいのが特徴。

 

結婚当初はいつまで経っても沈まない太陽に、とにかくびっくりしたものです。

 

「近くで花火大会があるよ」と聞き、家族みんなで喜んで出かけてみても、夜11時を過ぎないと暗くならないため、仕方なく池の周りでアペリティフを片手におしゃべりをしながら待つことも、一度や二度ではなかったような……。

 

週末やヴァカンス時にもなると、あちらこちらの庭で、バーベキューパーティーがはじまるのも夏の風物詩。

 

美味しいご飯の後、それぞれが思い思いに過ごし、庭でプールに入ったり、のんびりと木陰に寝転んで本を読んだり。

 

家族や気の合う仲間たちと時間を気にせずゆったりと過ごす時間こそが、ガーデンセラピーの一部なのだと感じていました。

 

街灯が少ない田舎の村に泊まるのであれば、庭に出て漆黒の夜空を眺めるのが私のオススメ。

 

運がいいと、端から端まで弧を描きながら白く輝く流れ星が見られることだってあるのです。

とにかく、夏を思い切り楽しむのがフランス流ですね。

 

 

しかし、葉の色が次第に黄金色に変わり、秋の訪れを頬に感じる様になると、長い夜の季節(冬時間)が始まります。家の中には暖炉が灯り、キャンドルに温かな炎が揺らめくようになります。

 

10月にもなると、ガーデニングショップで売られている花は極端に少なくなり、球根が多く店頭に並ぶようになります。店の半分はノエルのデコレーションを売るブースへと早変わり。

 

更に季節が進み、冬の寒さが身に染みる頃、Sapin de Noël(クリスマスツリー)が売られるようになるのです。

 

フランスの田舎の場合、まだまだ本物のモミの木を自宅に飾る家が多く、ガーデニングショップは週末ともなると、真剣にモミの木を選ぶ家族連れで大賑わい。

 

親御さんにとっては大変でしょうが、子供たちが目をキラキラと輝かせながら、「大きなのがいい!」と駄々をこねる姿は、見ていて微笑ましいものです。

 

どうやら、子供たちにとって、大きなクリスマスツリーこそがノエルの象徴であり、大きければ大きいほど、たくさんのプレゼントが届くと信じているようです。

 

うちの娘たちが小さかった頃、11月に入ると心なしかソワソワしはじめ、そのうち我慢ができなくなり、「ねぇ!!うちはいつから、ノエルの飾りつけをはじめるの?」とせがんできたものです。

 

 

私はインテリアショップの店長をしていたこともあり、ノエルの飾りつけには人一倍こだわってきましたが、さすがにノエルは子供たちのもの。

 

毎年、娘たちの思うようにツリーを飾りつけてもらっていました。

 

ライトにキラキラと照らされるオーナメントは、夢を運んでくれるサンタさんへの道しるべ。

 

毎年、私がアルザス地方で買ってくるオーナメントを片手に、最初は嬉々としてツリーの周りをうろうろする娘たち。そのうち、お姉ちゃんが飽きっぽい妹の姿にいらいらしはじめ、喧嘩がはじまるのが毎年の恒例行事でした。

 

「ほらほら、2人とも!サンタさんがすぐに見つけてくれるように、キラキラをいっぱい飾ろうね!」とはっぱをかけ、私はたくさんのジンジャークッキーを焼いたものです。

 

松ぼっくり、ヒイラギ、ジュニパーベリー、ふわふわのクレマチスの種、ピラカンサ、ヤドリギ……。

 

自宅の庭や山を歩けば、たくさんのノエルの飾りが見つかります。

 

 

さぁ!この時期は私もしばし子供の頃に戻り、ようやく自由に飾れるようになったノエルのディスプレイを楽しみますよ。

 

大きくなった2人の娘たちと我が家には、3つの大きなクリスマスツリーが、それぞれの家でキラキラと輝くことでしょう。

 

もちろん、誰のツリーが一番素敵なのかお互いを牽制しあいながら……。

 

*今回は、まだ知られていないフランスの庭のお話を書く予定でしたが、我が家のノエルのお話を書かせていただきました。

 

 

 

 

Salon Rustique さんプロフィール

 

フランスの田舎に住む日本女性3人が、それぞれの地方で奮闘しながら暮らす様子を綴ったフランス感満載サイト。

 

フランス各地に伝わる伝統料理、インテリア、アンティーク、庭で採れる果物等を使った天然酵母、山で採れる野草などを使い、自然とともに生きる暮らし方を綴っています。

 

年4回発刊されるWEB雑誌も好評中。

https://www.salon-rustique.com/

インスタ @salonrustique_france

 

木蓮さんプロフィール

 

 

Salon Rustique主宰。

 

2010年からフランスのおへそと呼ばれるオーヴェルニュ地方、ピュイ・ド・ドーム県にある人口165人の小さな田舎の村に住み、フランス各地に眠る美しく素朴な村を探し続けながら旅をしています。

インテリアショップ、ハーブショップ店長、フラワーショップ勤務等の職歴を生かし、自宅で採れる野菜や花、山で採れる野草を使ってのスローライフを楽しんでいます。最近は養蜂にもチャレンジ中。

ライター、写真撮影、執筆等の仕事のかたわら、旅行会社と一緒に企画したフランス各地のツアーも行っています。

​著書:「フランスの花の村を訪ねる」、「フランスの小さな村を旅してみよう」

アメブロ公式トップブロガー: https://ameblo.jp/petit-village-france/

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