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ガーデンセラピー

2021.10.30

柑橘の大収穫祭り

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こんにちは 園芸療法士の池田美季です。

 

夏に戻ったかと思えば初冬の冷え込みが急におそってきて落ち着きのない天候続きですが、この時期らしい朝晩の冷え込みが気持ち良い季節となりました。

 

ちなみに、秋の代表花でもある金木犀がここ広島では咲きませんでした。

 

お祭りの時期(10月10日ごろ)に街をまったりと包み込む甘い匂いは秋の訪れを感じさせてくれていましたが、今年はまだ蕾です。

 

京都の友人にも尋ねたところ、咲いていない、すぐ終わったなどみなさん口を揃えて仰っていたので此処だけではないのだと・・・  

 

皆さんの住む地域ではいかがだったでしょうか?

 

秋晴れの今日は、畑に足を運んで柑橘類の収穫をすることにしました。

 

過ごしやすい季節とは言っても日中はまだまだ暑さが残っていますので、熱中症対策も取りながらの畑仕事です。

 

畑にはカボス、キヨミ、スダチ、デコポン、ユズなどの柑橘系の果樹木があります。

 

今回は9月〜10月ごろに収穫期を迎える秋の味覚には欠かすことのできない“カボス”と“スダチ”を採ります。

 

カボス・スダチは、果実を食べるというより、絞ったり、削いだり香り付けとして使うケースが多いと思います。

 

このように、そのまま実を食べるより、果汁の酸味や果皮を風味付け・薬味として楽しむ柑橘類のことを“香酸柑橘類”と言います。

 

香酸柑橘類は他にもユズ・ライム・ダイダイなども含まれ、日本には30種類以上の品種があるそうです。

 

成分はどちら(カボス・スダチ)も抗酸化作用の強いビタミンCとクエン酸が多く含まれていますので、

 

・免疫力アップ

 

・疲労回復

 

・ストレス緩和

 

・美肌づくり

 

・アンチエイジング

 

・血行促進

 

などが期待できることから、これから訪れる過酷な冬に備えて積極的に採って体調を整えていきたいところです。

 

柑橘類って実はこんなに万能な果物ということに驚きです!

 

さてここからは収穫のレポート。

 

カボス・スダチは、低木〜中高木に属していて2〜3メートルくらいまで成長するので収穫には脚立が必要です。

 

カボスは手に握るとずっしりと重みを感じ、みずみずしさが伝わってきますし、スダチは特に香りが強く一つ採るごとに、柑橘の爽やかな香りが辺り一面に広がっていきます。

 

ひと休みするごとに深呼吸して柑橘の香りを体内へめいっぱい送り込むと、清々しくてとても気持ちがいい。

 

深呼吸は副交感神経を優位にするはたらきがあるので、リラックスモードになりつつ、柑橘系のすっきりとした香りに幸福感も高まり、収穫しながらにしてガーデンセラピーを体験することができました。

 

けれど、ここで注意を払わなければならないのが枝の所々に付いている刺(トゲ)です。

 

いえ、もはや針です。気を緩めると容赦無く刺してくるので適度な緊張感も必要です笑

カボスとスダチはよく似ていますが、実はそれぞれ特徴が異なります。

 

〈カボス〉産地:大分  大きさ:テニスボールくらい 重さ:スダチの約3倍

 

→まろやかな酸味で果汁たっぷりでジューシー

 

蚊をいぶす(追いやる)ためにカボスの皮を刻んでいたことが由来

 

〈スダチ〉産地:徳島  大きさ:ゴルフボールくらい

 

→酸味が強く、皮をすり下ろしてスダチ胡椒など薬味としても活用

 

食酢として使用、「酢の橘」(スノタチバナ)が由来

 

なかなか手の届かないところに苦戦しつつ体幹を鍛えられながらの大収穫でした!

そして、収穫して終わりではありません。

 

一つ一つ丁寧に洗って拭いて、自分で採った子たちには、ありがとうといただきますの気持ちをたくさん込めて最後まで手をかけてあげたい。

 

この後日にも同じくらいの量を収穫できたほど、今年は本当にたくさんの果実をつけてくれました!自然の恵みに感謝です!(もちろん私だけでは消費しきれないので、お客様やご近所さんに一つ残らずお配りしました)

 

そして収穫した果実の創作です♪

 

季節の手仕事、カボスとスダチの自家製ポン酢を作るのが恒例行事となっておりますし、毎年の楽しみです!鍋料理には欠かせません。

 

今年は蜂蜜カボスも作ってみました。

そして、今年はスダチを入れたフラワーレッスンにも挑戦しました。

この時期によく使う野菜(果物?)花材の一つにかぼちゃがあります。ハロウィンアレンジメントなんかに色鮮やかなおもちゃカボチャがよく入っていますよね。

カボチャの代わりにカボス・スダチを入れてみてはいいのではないか・・・と思いつき、リースに潜ませてみると、見事に秋の花との相性が抜群でした。

 

斬新な題材にも関わらず、スダチのライトグリーンを刺し色に、丸いフォルムを生かして全体を柔らかくまとめてくださいました。

 

お花が終わったらスダチだけ取り出してお食事としてもお楽しみいただけたようで、味覚も満たしてくれたフラワーレッスンとなりました。

 

 

 

 

 

 

池田 美季さんプロフィール

 

 

広島県福山市 生まれ

実家は兼業農家、母は花好き とにかく緑に囲まれた幼少期を過ごし大学で京都に。

京都嵯峨芸術大学 観光デザイン学科 在学中、私の花のルーツ“いけばな嵯峨御流”

と出会い、花の世界に入る。

N Yのフラワーショップ経験を機に花屋独立を夢見るようになる。

京都で約10年間花屋勤務の後、植物を使ったセラピーがあることに興味を抱く。

兵庫県立淡路景観園芸学校にて園芸療法を学び、園芸療法士の資格取得。

フリーランスとなり、広島県福山市にアトリエを構え、出張レッスンやワークショップ、植栽など フローリストと園芸療法士として活動中。

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