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ガーデンセラピー

2021.09.14

ハーブのある暮らし

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こんにちは、Salon Rustique(サロン ルスティック)の佳代子です。

 

前回にひき続き、我が家の庭づくりの様子をご紹介します。

 

何気ない日常を、「笑顔で、健康でいること」は、とても大切なことですよね。

 

そんな毎日を過ごすために、我が家では、積極的にハーブを利用しています。

ハーブを利用しやすくするために、生活の導線上に、植えています。

 

例えば、料理用ハーブは、キッチンの側に植え、観賞用ハーブは、植栽の色合わせの一部に利用しています。

 

さて、たくさんあるハーブ、いったい何を育てましょう?

 

私は、料理や部屋で香りを楽しめるハーブを中心に育てています。

 

ガーデンビギナーの読者の方にも、植栽のヒントになると嬉しいです。

 

 

(1) コモンセージ(宿根草;蒸れに弱いので風通しのいいところで育てます。)

 

料理への利用法としては、ラビオリやパスタを作るときに、まずは、バターを溶かしいれ、セージの葉をバターに泳がせ、香りづけします。

 

その後、茹で上げたラビオリやパスタを入れて塩胡椒してシンプルにいただきます。

 

 

部屋で香りを楽しむ方法としては、ドライにし、お香のように利用すること。

 

そのやり方は、晴天が続いた乾燥した日に、セージを刈り取ります。3、4本ずつ枝を結わえ、風通しのいい場所で乾燥させます。

 

乾燥しきったら、1本の枝を糸で結わえて準備しておきます。

 

部屋の空気清浄や浄化のために、火をつけるとゆっくりとお香のように煙が上がってきて、部屋中に届けます。

 

 

(2) ローズマリー(低木;強くてたくましいので誰でも簡単に育てられます。這性は草よけにもなります。)

 

 

我が家では、年中大活躍のローズマリー。

 

ジビエの季節には、フレッシュな葉のまま、鹿肉や羊肉に、玉ねぎとオイル、塩胡椒、赤ワイン少々を混ぜて2日ほどマリネして、肉の臭みをとったり、身を柔らかくしたりします。

 

 

 

(3) ローズゼラニウム(宿根草)

 

 

香りの強い葉っぱは、ガーデンの蚊除けや虫除けに。

 

そして、プチブーケにして部屋に飾ると、ローズゼラニウムの香りがいっぱいに。

 

 

(4) ラベンダー(低木;蒸れに弱いので風通しの良いところで育て、冬には剪定をしっかり行います。)

 

 

ラベンダーは、種類によって使い分けをしています。

 

イングリッシュ系ラベンダーの紫は、ドライにして飾っても、色もとても鮮やかで綺麗です。

 

そしてお菓子の飾りや香り付けに使っても、香りも比較的優しく、色も綺麗です。

 

 
ラヴァンダン(ラヴァンディン)系ラベンダーは、香りが強いのと花の採取量がイングリッシュ系に比べて多いので、精油をとったり、サシェなどに最適です。

 

 

(5) タイム(宿根草;誰でも育てやすく、這性は草よけにもなり、多少踏んでしまっても強いです。)

 

 

魚料理に使います。レモンとも相性がいいので使いやすく便利です。

 

 

(6) バジル(一年草)

 

 

毎年、種を蒔くか、苗を5月頭くらい(遅霜が降りなくなってから)に購入して植え付けます。

 

トマトサラダととても相性がよく、パスタや魚料理、多用途に活躍します。

 

大きな葉っぱの種類、小さな葉っぱの種類など、料理によって使い分けても楽しいです。

 

 

(7) シブレット(宿根草;寒さにも強いシブレットは、とても育てやすいハーブです。)

 

 

日本のネギと同じように、いろんな料理にも使える葉が細いタイプで、「西洋ねぎ」と呼ばれています。

 

素麺や、生春巻きなどには、シブレットの花を散らして使っても、おしゃれに演出できます。

 

花もねぎの香りと味がして、見た目にも美しいです。

 

「育てて、観て、香って、食べて、家の中でも楽しめるハーブ」は、暮らしの中で、体にも心にも響く大切な要素。

 

毎日の暮らしの中で簡単に「ガーデンセラピー」ができます。

 

1平米ほどのスペースがあれば、小さな庭で十分に毎日使うハーブを育てられます。

 

まずは、毎日使うハーブから、「ガーデンセラピー」にチャレンジしていただけると嬉しいです。

 

 

 

Salon Rustiqueプロフィール

 

フランスの田舎に住む日本女性3人が、それぞれの地方で奮闘しながら暮らす様子を綴ったフランス感満載サイト。

フランス各地に伝わる伝統料理、インテリア、アンティーク、庭で採れる果物等を使った天然酵母、山で採れる野草などを使い、自然とともに生きる暮らし方を綴っています。

年4回発刊されるWEB雑誌も好評中。

https://www.salon-rustique.com/

 

インスタ @salonrustique_france

 

 

佳代子さんプロフィール

 

ジャルディニェ(日置)佳代子

 

1968年生 兵庫県生まれ。

兵庫県小野市の花と緑のまちづくりを20年非常勤の学術政策員として勤務しながらフランスの鴨やフォアグラで有名な美食の地である「ペリゴール地方」に移住し7年目。サロンルステックでは、庭の花や緑、動物と過ごす日常の日々を綴り、お料理や手仕事を楽しむ日々の暮らしをご紹介しています。

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