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ガーデンセラピー

2021.06.04

まぁるくつながる ユーカリの輪

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プレゼントなんていう大げさなものではなく、

 

さりげなく

 

あ!これあの人に持って行ってあげたいな。

 

という感じで、贈る人にも気ィをつかわせんと、でも気持ちをのせてモノを贈ること。

 

そんなこともそして、そんな友達を持っていることもとても素敵な幸せやなぁと思ったことを書きます。

 

緊急事態宣言でなかなか外にも出れず、その上、しとしとと体にまとわりついてくるような雨が続いたあとに久しぶりにお日さんが顔をだしたある朝。

 

まだまだ、雨の湿り気が気持ちの中にくすぶっていて何とのぉ、気持はまだ晴れずにぐずぐずして、ぼぉーっと所在なくテレビをつけていた5月のある朝。

 

大好きなお習字の先生から不意の電話。

 

“あんね。このところの雨で庭のユーカリがもうすごく茂ったん。でね。今日剪定したん。いらん??”

 

といつもの早口で。。

 

彼女のお家の庭には本当に大きくて立派なユーカリの木が一本あって。彼女曰く

 

“鉢でもらってきたんやけどね、毎日しゃべりかけて大事に大事に育てたらほんまに大きぃ大きぃなって近所の人もびっくりするくらいやねん。

 

植物も ”いきもん” やし大事にしたげたら、わかるんやね。

 

 

なんぼでも大きぃなる。”

 

とのこと。

 

以前に一度持ってきてくれはったときに私がものすごく喜んだんを覚えててくれてはったん。

 

“あ。いいの?ほしい!!ほしい!!”
ユーカリの香りが大好きな私を覚えていて、こうやって不意に電話をかけてきてくれはったことがなんや

 

“じわっ”

 

とうれしぃなる。

 

”じつはな。もうあと10分でお家に到着するし!“

 

・・・・え?
私が返事する前に、もうあげる気ィ満々でスタンバイオッケイやったんやね(笑)

 

そんで、10分どころか電話を切ってから5分で到着の彼女。こんなところが彼女の大好きなところ。

 

ライトバンからはみ出るくらいのユーカリ。バックミラーで後ろ見えへんかったんちがうやろか?

大事に、毎日しゃべりかけられて育った彼女のユーカリは特別にいい香りがする。

 

もぎたてのレモンのような香りが鼻から入って頭のほうへ抜けていく。

 

先ほどまで

 

“晴れ時々くもり”

 

やった私の気持ちが

 

“快晴!!”

 

となった。

 

たくさんのたくさんのユーカリ。

 

一つは山で拾ろってきたあけびのつるとアレンジしてリースに。。。

一つはスワッグにして、階段の踊り場に飾り、

一つはこれもまった山に行ったときに拾ろってきた桜の木につけてオーナメントにして

昔に描いたお気に入りの絵と一緒に飾ってみたり。

もう家じゅうユーカリの香りで幸せ。幸せ。幸せ・・・

 

そうや、こんな幸せをつなぎたい!

 

と近所のに住むお友達のみっちゃんとなおみちゃんに持っていく。

 

“わぁ。うれしい。ホンマにええ匂いやね。あ、そうそうこれ持って帰って~~~~”

 

とユーカリのお返しってゆうて帰りの私の手には 晩御飯のおかずのお裾分けやら、お花の苗やら・・・・

 

これもなんやクスクス笑える。

 

どのやり取りもお互いに気ィを使わない。でもとても気持ちの乗ったやり取り。

 

 

そしてその夜、みっちゃんもなおみちゃんも

 

”ユーカリでつくったよ~~“

 

”すごくいい香りで幸せ。ありがとうね。“

 

と自分で作って飾ったスワッグやらリースやらの写真を送ってくれた。

ユーカリで作ったたくさんの “作品” またそれをユーカリをくれはったお習字の先生に送る。

 

“わぁ。大事に育てたユーカリ。こんなになってうれしいわぁ。ありがとう。ありがとう”

 

と返事が来る。

 

お習字の先生、みっちゃん、なおみちゃん。みんな顔は知らない同志だけど、ユーカリがご縁をつないでくれた。

 

ユーカリの香りに乗って気持ちが行ったり来たり。

 

なかなか、気軽に人に会えなくなってしまってる今日この頃やけど、ハート型の葉っぱのユーカリはみんなの心をハート型に

 

“まぁるく”

 

つないでくれた。これも一つ植物の力。ガーデンセラピーね。

 

 

 

少し先ですが、まだ終わりの見えないコロナ禍の終息を願って今年は、水無月をご自分で作ってみませんか?

この三角の角には“禍をはねつける”という祈願の意味もあるのだとか。

意外と簡単にできますので是非。

 

水無月の作り方とお話はこちら

 

 

渡邊 敦子さん プロフィール

 

 

 

 

京都祇園生まれ。

幼いころから大のおばあちゃんっ子で、

結婚後は10年間フランス、パリに住み、海外での出産、子育てを経験しました。

季節を思い、人を思い作る、体と心を作る食事。

2010年に帰国してすぐに京都にてお料理教室Cantine Rosette(カンティーヌロゼット)を開講。大好きな京都、パリ。それをめぐる季節の食。そんなコラムをお届けしていきます。

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