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ガーデンセラピー

2020.09.07

部屋から庭を眺めるガーデンセラピー ~庭との一体感~

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高い位置にある窓から、樹木の緑と青い空が見えるのはとても気持ちのいいものです。

開放感があり、外の光や枝の動きから風を感じ、家の中にいながらも自然を楽しむことができます。

空と木

(写真提供 松山有信)

 

 

庭は広くなくてもいい。そのかわり、できるだけ室内空間に近い位置で緑の息吹を感じることができれば、

ひとは心地よく暮らすことができるでしょう。

いつも目に入る位置に木や植物を植えてほしいと思います。

庭は建物を建てたあとの余りではなく、建物と庭をひとつの空間として作り上げればそこには微気候が形成されます。

家と木

(写真提供 松山有信)

 

 

今年に入り私たちはコロナ禍でおうち時間が増え、ますますガーデンセラピーを取り入れた生活様式が必要になってきました。

高い位置に窓を配置するということは、広い空と庭から自然を感じられるガーデンセラピーの実践例でもあります。

 

 

ここで、室内からお庭が見える素敵なお宅を2つご紹介したいと思います。

 

一つ目は、苔の美しい和風のお宅です。こちらは、目線が低い位置で庭が見える実践例です。

雪見障子

間口の広いお宅で、中に入るとリビングから中庭が見渡せます。

まさかこのおうちにこんな綺麗なお庭があるとは想像がつかないと思います。

雪見障子をしつらえ、光を遮りたい時は障子を下げ、庭を眺めたい時は障子を半分あげて庭を楽しむことができます。

庭とリビングのあいだには縁があり、外気が直接部屋に入らないよう暑さ寒さの調整役も担っています。

日本家屋は、日本の風土に合うように作られているのだと感心させられます。

 

家人は、当初、ビンク色の花の咲くシュウカイドウを石の根元に植えていました。

年月が経て庭師さんの庭に対する想いが感じるようになり、今では作庭してくれた当時の状態に戻したと話してくれました。

座敷に座り、じっと庭を眺めていると石の向きや茶の木の配置が美しいと感じました。

茶の花と苔

あっ、それともう一つ、このお宅の取っておきは、お風呂からお庭をながめられることです。(余談ですが…)

 

 

 

そして、二つ目は、京町屋で中庭のあるお宅です。

坪庭全貌

室内の3方向からこの中庭を見ることができます。

トサミズキ、坪庭窓から

町屋というと和のお庭をイメージしますが、あえて洋風のテラコッタを配置し季節を感じる落葉樹を植えています。

選ばれた木は、トサミズキです。

 

明るいイメージに仕上がっていますね。

 

トサミズキは、花→新緑→結実→紅葉→落葉と、季節の流れとともに表情を変えてくれる魅力的な樹木です。

トサミズキ花&枝

さて、実は、こちらの家人、冬になると気分が沈みがちになるとのこと。
冬になると日照不足が原因で、冬季鬱を発症する場合があります。

家人は寒い2月のある朝、

中庭に目をやると外はまだまだ寒いのに、トサミズキの新芽がふくらんでいるのを窓越しに見つけたそうです。

それを見たとき、「あ~、もうすぐ春が来るんだ!!」と、気持ちが上向きになったと話してくれました。

 

植物の発するエネルギーが弱った心に作用したのですね♪

 

室内にいてお庭の自然を感じるメリットは数え切れません。

今回は、眺めること(視覚)に焦点を当ててみました。

 

その他の五感に作用するガーデンセラピーもまたご紹介させていただきたいと思っています。

どうぞお楽しみに!

 

by    naomi-ooura

 

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