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お庭のコラム

2018.09.14

~ ガーデンセラピーって? ~ No.1

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〜 ガーデンセラピーって? 〜 No.1

 

 

 

こんにちは、総務担当の大浦です♪

 

ここ最近、自然災害に翻弄される日が多くなりましたね。

 

夏から秋へと季節はめぐり、私たちは自然に身を任せ、なんとか災害に対して最小限の被害ですむように

 

生活していかなければならないなと考えさせられます。

 

お庭つくりの会社でお仕事させていただき、植物を通じて災害にあわれた人たちを元気づけられたらと思います。

 

そこで、今年の春、ガーデンセラピーの講習会に参加させていただき、提出したレポートをもとに

 

ガーデンセラピーについて微力ながらお伝えできたらと思いました。

(生駒山頂の邸宅にお邪魔した時の写真。ウッドデッキと器のお花)

「ガーデンセラピー」とは、一言で言うと、植物を生活の中に取り入れ、自分や周りの大切な人を癒し、”健康寿命”をのばす療法です。

 

(注)健康寿命とは日常的・継続的な医療・介護に依存しないで、自分の心身で生命維持し、自立した生活ができる生存期間のこと。

 

1回目は、ガーデンセラピーとはどういうものなのかを具体的にお話させていただきます。

 

理屈っぽくなってしまうところもあるかもしれませんが、最後まで読んでいただけたら嬉しいです❤︎

 

以下、レポート引用

 

私は子供の頃、あまり体が丈夫ではなく無理をすると病名が何とつくわけではないのですが、しんどく、精神的にも弱くなってしまうのです。

 

まだまだ、セラピーという言葉も知れ渡っていない時代に、具合が悪くなった時は、窓を開け室内に新鮮な空気を取り入れるようにしました。

(古民家。私の実家ではありませんが、初夏に訪れた京都府左京区久多の農業型体験施設です。)

田舎でしたので、外からは木々から放たれるグリーンの香り、鳥の声、季節によってはカエルの鳴き声が横たわった私の耳に届きました。

 

母も植物好きだったため、庭に植えられた植物の香りも窓から入ってきます。

 

鮮明に記憶に残っているのは、6月頃に具合が悪くなった時でした。

 

窓からテッポウユリの香りが入ってきました。夢うつつにその香りが気持ちを落ちつかせてくれました。

 

自然が私を癒してくれるのです。

 

こういうわけで、私はガーデンセラピーの重要性を人一倍痛切に感じています。

 

それを論理的にお伝えする術がわからない自分に、この講習会に参加してまず心にストーンと入ってきた言葉が、

 

”庭屋一如”、庭と家屋は一つの如くという言葉でした。

 

私は京都在住で、仕事上、お休みにはたびたび神社仏閣を訪ねます。

 

この春、特別史跡・特別名勝 醍醐寺の三宝院庭園に出かけました。

 

その時、ああ~まさしく”庭屋一如”だなぁ~と、納得いたしました。

 

池泉回遊式庭園で、南に面したお庭は180°のパノラマ、なるほど家屋とお庭が縁側をはさんで一体化しています。

庭園に迫り出した縁側から、春は桜を愛で、夏は池の水に涼を求め、夜には涼風にあたりながら虫の声に耳を傾け、

 

秋には、中秋の名月を東の空に見上げながらお酒を酌み交わしたのでしょうか?

 

今のように娯楽の少ない時代に、季節の移ろい、季節を楽しむのが一番の娯楽だったのでしょうね。

 

住まうこととお庭は、ひとつ。

 

現在に置き換えるなら、縁側の役目は、ウッドデッキやテラスですね。

 

では、一般庶民の家屋はどうだったのでしょうか?

 

やはり、”庭屋一如”の考えは生かされていると思います。

 

と、いいますのは、息子が結婚に際し、住居スペースと、鍼灸院としての診察スペースが一緒になった住居をさがしている時に、

 

京町屋と出会いました。

 

古いところをリノベーションはしたものの、生活しにくいのではないだろうかとはじめは心配しましたが、

 

今は、京都の風土に適した建築だとしみじみ感じ、建物に愛着が出てきたと言っています。

 

この家は、間口は狭いですがズドーンと奥行きのある、いわゆる「ウナギの寝床」のようなつくりになっています。

 

玄関から奥のリビングまでは一本の廊下が通っていますので、玄関を開け放てば一気に家の中を風が通り抜けます。

 

しかし、どうしても家の真ん中あたりは昼間でも光の入らないところができてしまいます。

 

そこにはきちんと坪庭をしつらえ、光が入るようにつくられています。
坪庭に植えられた植物は、

 

3方向から眺めることができ、癒しも取り入れられるようになっているのです。

 

まさに、貴族の住まいと同じ、”庭屋一如”なのです。

(ガーデンエレガンスの作庭です。)

この坪庭には、庭師さんのすすめで、季節感が出る落葉樹のトサミズキを植えました。

 

季節のよい時には、診察室の窓をあけ、清清しい空気を入れて治療をしているそうです。

 

また、毎朝この坪庭に面した洗面所に立つと、トサミズキから生気をもらえると喜んでいます。

 

以上のように、住まうことから健康になり、”健康寿命”をのばすことこそが、ガーデンセラピーの目的なのです。

 

次回はさらに、ガーデンセラピーが必要になってきた背景と、

 

毎日の生活にどのように取り入れていけばよいかをお話させていただきたいと思います。

 

 

次回に続く…….(o^^o)

 

 

 

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