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ガーデンセラピー

2021.09.03

「秋は夕暮れ。オレンジの癒し」

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こんにちは。

 

色と香りのセラピスト若林佳菜です。

 

真夏のピークが去り、秋に向かっていきますね。

 

秋になると涼しくて、気持ちいい空。

 

同じ気持ちいい空でも、春と違い、秋はなんだかちょっと切ない気持ちになりませんか?

 

それにはちゃんとした理由があるんです。

 

夏至を境にして昼の時間がどんどん短くなります。

 

私たちは、昼間太陽を浴びることで心を安定させるセロトニンが分泌されます。

 

しかし、日照時間が短い秋冬は、太陽を浴びる時間が少なくなり、春や夏に比べ秋や冬は心が安定せずに、ゆらいだり、悲しみや切なさを感じやすいのです。

 

それで切なくなるんですね。

 

そして、秋は夕焼けがとてもきれいです。

 

 

「秋は夕暮れ」と枕草子で詠われているように、秋は夕暮れの時間が印象的な季節です。

 

夕暮れの時を黄昏時とも言いますね。

 

ぼーっとしたり物思いにふけたり…。

 

夕焼けはきれいなオレンジ色が空を覆います。

 

カラーセラピーでは、オレンジは『手放し、終わり』を表す色です。

 

私たちのオレンジの空を見ることで、心の中にある終わることの淋しさや、終わってしまう切なさや、過ぎてしまった過去のことや遠く離れた人を自然と思い出してしまうんだと思います。

 

 

 

オレンジは、手放しというメッセージの他に至福や喜びを表す色でもあります。

 

季節によってたくさんのオレンジの花に出会います。

 

春はラナンキュラスやチューリップ。

 

秋は金木犀やオレンジのコスモスなどが咲きますね。

 

 

春に見るオレンジの花は、心が明るくなり、喜びを感じますが、秋に見るオレンジの花には、切なさやはかない美しさを感じませんか?

 

同じ色でも季節によって心が感じるものが違うことを花は教えてくれます。

 

毎日仕事をして家で休み、毎日なんとなく過ごしていると、心で感じることを後回しにしてしまいがち。

 

自宅で自粛生活をしているとなおさらです。

 

そんな時、ふとお庭に生き生きと茂る木や、美しい花があると心を感じる時間を自然と作ることができます。

 

お庭で心をゆっくり休めて癒すこと。

 

それがガーデンセラピーです。

 

ガーデンセラピーとは、住まいに植物を取り入れ、日常的に様々な形で自然と接することにより、自然治癒力を高めて、健康な暮らしと生き方を実現する療法です。

 

過去の切なかったことや悲しかったこと、後悔していることは普段心のどこかにしまっている感情。

 

その感情の扉を開けて、優しくそっと寄り添ってくれるのは花や植物の存在だと思います。

 

だんだんと涼しくなるこの秋の季節に、自分の心にそっと寄り添ってあげませんか?

 

あなたの心を花や木々が癒してくれるでしょう。

 

今回はオレンジについてのおはなしでした。

 

 

 

若林佳菜さんのプロフィール

 

 

 

 

愛媛生まれ、京都大山崎在住。
自然いっぱいの山の中で生まれ育ちました。
こどもの頃、体の不調を自然療法で治していた祖母を見て
「なぜ植物で元気になるのだろう?」と植物の力に興味を持ちアロマテラピーの世界に飛び込みました。
植物のことを知る度に、植物が持つ力に感動し
「自然の力でこころとからだを整えて丁寧に生きる」をコンセプトとしたリラクゼーションサロンniconaを開業。
アロマを使ったトリートメントや、よもぎ蒸しを提供しております。

ホームページ → → → nicona.salon.com

 

 

 

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