2020.05.21
6月のお庭仕事♪
こんにちは♪ガーデンエレガンス小倉店店長、田崎大です。
今月から皆様からよくお問い合わせをいただく、月ごとのお庭や庭木のお手入れについて、よりお庭時間を楽しく過ごしていただくため、少しですが役立つ情報を配信していきたいと思います♪
是非参考にしてくださいね♪
6月ってどんな月?
6月は何と言っても梅雨入りの季節、みずみずしい新緑の季節であり植物は一年で最も旺盛に成長を始めます。
また、湿度、温度とも上昇し、病虫害が発生しやすい時期になり、梅雨に入り、蒸し暑い日が続くと病虫害が発生しやすくなります。
6月の水やり
週に1度午前中に水やりを行いましょう。
6月の植え付け
6月は挿し木の時期で、この時期は「梅雨ざし」と呼ばれます。
代表的な植物はアオキ、アジサイ、カナメモチ、キンモクセイ、クチナシ、ツツジ類、ツバキ、サザンカなどが容易に挿し木が可能です。
6月の剪定
ツツジ類は花が落ちた後に花殻が汚く残るため、花後は早く整枝剪定や刈り込みを行いましょう(来年の花芽は初夏に形成されます)。
樹形を維持するためには、少々強く剪定しても大丈夫です。
なお、整枝剪定、生垣などの刈り込みが終わった枝は、挿し木に使うことができます。
アオキ、ヤツデ、ナンテン、カクレミノなどは幹から不定芽を出す性質がありますので、この時期に葉の付いている節のところで切れば、新芽を吹いて仕立て直しができます。
大きくなりすぎた枝を元から切るか、あるいは切り戻して高さを調節します。
地際から伸ばして形を整えるのも良い方法です。
6月の病害虫対策
気温の上昇、空中湿度の上昇に伴って害虫の活動が活発になってくるので葉の裏をよく観察してください。
マツカレハは終齢に向かい大きな毛虫となるので薬剤は効かないので捕殺します。枝に保護色となって着いているのでよく目をこらさないと発見は困難です。
うどんこ病は病落葉があると空気中に胞子が飛び出し、新葉に感染するので、すべて集めて焼却処分して感染源を断ちます。
防除は展開した新葉にトリフミンM水和剤の3000倍を散布します。散布は少なくとも10日おきに3回以上は必要です。
皆様からのご感想、コメントお待ちしております♪
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