ヤマボウシ
ヤマボウシ
学名:Cornus kousa(Benthamidia japonica)
和名:ヤマボウシ(山法師)
その他の名前:ヤマグルマ
科名 / 属名:ミズキ科 / サンシュユ属(ヤマボウシ属)
日本の本州、四国、九州の山野に自生する落葉高木で、樹高は10mに達します。
江戸時代には欧米へ渡り観賞樹木として栽培されるようになりました。
大きく枝を横に広げる樹形は美しく、葉もよく繁るので庭木にすると存在感があります。
同じ属の「ハナミズキ」と比べると開花時期が遅く、梅雨時に素朴で可憐な楽しみを見せてくれる、貴重な高木です。
果実は8月から9月に紅橙色に熟し、あまり好んで食べる人はいませんが果肉は甘く食用になります。
(皮を向いて中の果肉を食べるそうです。森の生き物たちの大切な食糧になっています。)
風が冷たくなる秋のころになると、ヤマボウシの葉も赤く色付き始めます。
美しい紅葉には日照と寒暖の差が重要ですので、日当たりのよい場所に植えましょう。
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