リューコスペルマム(ピンクッション/ジョーイリボン)

リューコスペルマム

学名:Leucospermum
その他の名前:ピンクッション、ジョーイリボン
科名 / 属名:ヤマモガシ科 / プロテア属

 

リューコスペルマムは南アフリカやオーストラリアの常緑低木です。

ピンクッションとも言われていて、切り花やドライフラワーとしても人気が高い花木です。
ユニークな見た目の花が咲くのが特徴です。

早ければ3月頃に開花を迎え、花持ちがよく1ヶ月くらい咲き続けます。咲く花は名前のとおり、手芸で使う針刺しにマチ針が刺さっているような姿をしています。

ピンクッション

 

寒さと過湿に弱いため、高温多湿の日本で育てるのには少々コツが必要です。
日当たりが良く風通しのいい場所で水はけの良い酸性土壌を好むため、ブルーべリーの土が向いています。

半耐寒性とされてますが、寒冷地では氷点下になる前に室内に取り込みましょう。
温暖な地域なら屋外で越冬することも可能ですが、最低温度が0度を下回る場合は室内で管理します。そのため鉢植えでの管理をおすすめします。

 

乾燥気味に管理するのが基本ですが、開花時期は水の吸い上げが盛んになるため1日1回水やりをしましょう。
春と秋は土がしっかり乾燥しているのを確認してから(2日~3日に1回程度)たっぷりと、冬は1週間に1回程度が目安です。

梅雨の時期は湿度が高いので根腐れをおこさないように注意しましょう。

ピンクッション

 

花持ちのいいピンクッションをよりいっそう楽しむために、咲き終わった花がらは早めに取り除きましょう。元気に育った株なら次々と花を咲かせてくれます。
花期が終わったら翌年の開花準備と株を充実させるために、土から15cmくらいのところを剪定します。

オージープランツは元々条件の厳しい乾燥した環境で育つため、肥料は基本的に必要ありません。
どうしても与える場合は、リン酸が配合されていないものを薄めで使用してください。