ハウチワカエデ
ハウチワカエデ
- 学名 Acer japonicum
- カエデ科 カエデ属
- 落葉性 広葉樹
別名「名月楓(メイゲツカエデ)」
本州以北の山間に自生するモミジの仲間。
葉は直径10㎝を越すものもあり、日本のモミジでは一番大きい。
また、形が、映画や芝居に出てくるような鳥の羽で作った団扇に似ていることから羽団扇楓と名付けられた。
幹が直立しがちであることや枝葉の出方が単調であることから、本来は庭木として使用されることが少なかったが、秋の紅葉(黄葉)が美しいことから雑木の庭などで使われるようになった。
紅葉は場所や固体によって色が微妙に異なり、環境が良ければ非常にカラフルな景色を作る。
管理方法・お手入れ
自然環境ではブナなどの陰になるような場所でも見られる。
陽射しが強すぎる場所では葉焼けが起きるため、半日陰程度の場所がよい。
都市部ではカラフルな紅葉(黄葉)を見るのが難しく、黄色一辺倒になりやすい。
風通しの悪い場所ではアブラムシやカイガラムシの被害が見られる。
狭い庭では同じような性質で、より小さな葉を持つコハウチワカエデが向いている。
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