デルフィニウム

デルフィニウム

デルフィニウム 紫

学名:Delphinium
和名:オオヒエンソウ(大飛燕草)
その他の名前:デルフィニューム
科名 / 属名:キンポウゲ科 / ヒエンソウ属(デルフィニウム属)

咲き乱れるカラフルなデルフィニウム

 

初夏に美しく鮮やかな花が咲き、切り花やブーケの花材にも人気のデルフィニウム。
長い花穂が華やかなエラータム系、華奢な草姿に花をちらちらと咲かせるシネンセ系、両者の中間的なタイプであるベラドンナ系が主です。

 

お庭の主役としても引き立て役としても活躍し、ローズガーデンなどでほかの花と合わせるのにも向いています。

デルフィニウムには毒があるため、誤って食べないように注意が必要です。
小さなお子さまやペットのいるご家庭では特に注意して管理しましょう。

デルフィニウム薄紫

 

日当たりや風通し、水はけの良い場所を選んで植えつけます。なるべく高温多湿にならない環境を整えましょう。

また、日当たりは好みますが冷涼な気候を好むため、日本の夏は超えられないケースが多く見られます。そのため、本来は多年草ですが日本では一年草として育てることが一般的です。

 

用土は保水性と排水性、通気性を兼ね備える用土を使います。

デルフィニウムは多湿が苦手です。
水やりの頻度が多すぎると土が湿った状態が続くため、土の表面が乾いたのを確認してから水を与えるように心がけましょう。

地植えの場合は基本的に雨が降るのに任せ、水やりする必要はありません。日照りが続いたら水をあげましょう。

デルフィニウム白

 

植えつけの際に元肥として緩効性肥料を用土に混ぜ、3月頃に葉が展開し始めたら追肥を与えましょう。

風雨の影響で倒れてしまわないよう、支柱を立ててあげると良いでしょう。特にエラータム系のように大きく育つタイプは、植え付けの時点で支柱を準備しておく事をお勧めします。

デルフィニウムピンク

 

デルフィニウムにはたくさんの花がつきます。
長く観賞を楽しむためには、咲き終えたものを丁寧にひとつずつ摘み取っておきましょう。

放置していると種をつくり始め、次の花をつけるエネルギーが奪われてしまいます。

 

また、一番花が咲き終わる頃に切り戻しを行うことで、二番花の開花も楽しめることがあります。
脇芽を残して株元からカットしておくと、2カ月ほど後に二番花を観賞することができます。

環境によっては、再び花が終わる頃の切り戻しで、三番花や四番花を咲かせることもできるかもしれません。

 

 

 

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