アオキ

アオキ

アオキ

学名:Aucuba japonica
科名 / 属名:アオキ科(ミズキ科) / アオキ属
別名 / アオキバ(青木葉)/ダルマ/オホキバ(おほき葉)

 

アオキの実

北海道南部から沖縄まで日本各地に広く分布する常緑低木で、日陰に強く家の北側やビルの谷間など条件の悪い場所の植栽にも使われます。
逆に日差しが強すぎると生育が悪く、葉の色が焼けたように黒変するため、直射日光や西日が強く当たる場所は避けましょう。
乾燥にも弱いため植穴に事前に腐葉土を施すなどして、保水力のある土壌にするのがよいです。

つややかな葉が特徴的で葉が美しく、冬でも落ちないので生け垣や落葉樹の下植えとしてうってつけです。

アオキの実

植栽や生け垣として複数のアオキを植えていると結実することがありますが、結実するのは雌株のみです。
ドングリ型の実は寒さにあたると南天やマンリョウのように赤く色づきます。

蕾や新芽はおひたしなどで食用できます。

アオキの新芽

 

品種によって様々な色柄の葉があり、カラーリーフとしても楽しめます。
和のイメージが強いため、洋風の庭では斑入りの品種が人気です。

斑入りのアオキ 斑入りのアオキ2

 

耐陰性が高く鉢植えで観葉としても生育可能ですが、時々込み入った枝を剪定しましょう。
土壌にうるさくなく、赤玉土と腐葉土を配合した標準的な土や、市販の花や野菜の培養土で問題ありません。あまり水はけが良すぎない方が生育に向いています。

基本的に病害虫にも強いですが、風通しが悪いと他の植物同様にカイガラムシやアブラムシが発生しやすくなります。
稀にアオキミタマバエが実に寄生し、実の形がいびつになることがあります。

 

 

 

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