最近の人気外構・エクステリアデザイン★
外構は元々武家屋敷や城の守りである「外構え」からきているお話を以前書きましたが、今では外構は様々な仕様・デザインがありエクステリアとして住宅の見た目要素の重要な要素です。
最近の人気外構デザインはどんなものなのでしょうか?
◇クローズ外構が再び主流になりつつある
近年しばらく人気だったオープン外構。予算を抑えられる事や開放的な外観にできることから選ばれていましたが、ここにきてクローズ外構を選ぶ人がまた増えているようです。
道路から生活空間が見えないことや落ち着いた生活を送る空間としてクローズ外構の方が良いと感じる人が増えているからだと考えられます。
観光中の散策で住宅街を歩く外国人観光客が増えた事や、プライバシーや個人情報を保護する時代の流れなども影響しているのかもしれません。
◇植栽は街並みへの緑の提供に
これまでの植栽は、クローズ外構の内側に植栽をして家の中から楽しむスタイルでしたが、最近は道路面に植栽をしてその後ろに外構を造っていく手法が多くなっています。
街並みに緑を提供しているような形ですね。
忙しい毎日で家の中からゆっくり庭を鑑賞するタイミングが取れなくなり、ファサード全体のデザインを植栽で彩るように変化しているのかもしれません。
◇カーポートは建物とマッチする直線に
徐々に増えてきているように感じますが、透け感のある曲線屋根のカーポートではなく直線屋根でしっかり日差しを遮るタイプのカーポートが近年主流になりつつあります。
見た目のカッコよさは、直線屋根が建物としっかりマッチするからと言えます。また透けない屋根は下から見たときに汚れが見えませんし、経年を感じさせず飽きにくいメリットがあります。
天井材のデザインでおしゃれ感を演出することもできます。
◇庭づくりは手入れ重視
雑草や虫が来ることを嫌い、コンクリートやタイル、防草シート&人工芝で仕上げるスタイルが増えています。「庭」としてより「生活空間の延長」のスタイルと言えそうですが、シンボルツリー1つくらいの植栽はした方がおすすめです。
落葉樹をシンボルツリーとして植えると、夏は木陰をつくり、冬は葉が落ちて日差しが入り室内を暖めます。常緑樹にすれば葉が落ちないので掃除が楽ですし、ライトアップなどでまた違った演出をするのも素敵です。
無機質な庭にした場合、後から後悔する事が多いようです。
庭を植栽で造り込む人は四季を感じられるような植栽を希望する人が多くなっているようで、日本に暮らしているとやはり沁みついた感性があり、四季の移ろいの美しさを身近に感じるのが心地よいのかもしれませんね。
◇リフォームは完全造り変えが増加
外構リフォームと言うと修繕や破損部分の交換などのイメージが強かったかと思いますが、近年は一旦全て潰してデザインから一新するフルリフォームが増えています。
外観のイメージや機能面をがらりと変え、建て替えたわけではないのにまるで家を新しくしたかのように美しく魅せられるのが人気の理由だと考えられます。
道路から家をみて「おっ」と思わせるのは、やっぱりエクステリアの美しさ・カッコよさですよね。
◇新築外構計画の検討タイミングが早くなっている
最近は外構を単に家の外側と考えず、“エクステリア”の概念で建物の間取りより先に外構計画に取り掛かる人が増えています。
新築する場合、建物のみに気が行ってしまい外構に予算・時間を割けずに失敗する例や、建物が建ってからエクステリアに必要な広さや配置を取れなかったと後悔した、などの体験談も多く、そういった情報をネットで誰でも知ることができるようになったことは大きいと思います。
建物よりむしろ先に外構を決めてから建物を合わせていく方法を取るという人が増えているそうです。これは非常に良い傾向で、エクステリアを早い段階で計画できれば様々な提案が可能なので、敷地内のトータルコーディネートとしてのメリットが大きいと言えます。
外構は家の付属物ではない
近年の人気外構を考えると、昔は敷地境界をはっきりさせ家の中を隠す意味合いが強かった住宅外構が、今では “エクステリア”と呼ばれ居住空間の一部として重要視されるものになっていることがわかりますね。
景観としても重要な要素である外構、エクステリア。ぜひこだわって造り込んでください!
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