玄関まわりをコーディネート☆植栽の活かし方
当ショールームの外観には、植栽の例としてお見せできるよう様々な植物が植えてあります。出勤時に一番に目に飛び込んでくる景色が四季の彩りと言うのは、何とも言えない癒しを感じるものです。
同じように毎日家を出るとき家に帰ってくるとき、一番に目にするのは外構、更にそこから見える植栽である人も多いことでしょう。不思議と人の目は塀やフェンスではなく緑に視線が向くようです。
そんな人を癒してくれる植栽の、玄関周りでの活かし方について考えてみましょう。
植栽を選ぶために何を考える?
何を植えたいか明確に希望が決まっている場合は、その植物に合わせて植える場所を選ぶ必要がありますが、植える場所を基準に植栽を考える場合は、まずは生育環境をチェックしましょう。
◇門まわり◇
シンボルツリーを、まず一番に目に入る門付近に植えることはとても多いですね。
日あたりは確保しやすい反面、
・土の部分の面積
・枝葉の管理
・極度の乾燥
こういった点がクリアできるよう、植物を選ぶ必要があります。
植栽は、外構=決まったパターンではなく、きちんと環境を見て植物の提案をしてくれる業者に頼む方がよいでしょう。
◇植物の景観を通年で考える◇
よく見える場所にとても鮮やかな緑の庭木を植えたとしましょう。しかしその木、冬は落葉しませんか?
秋冬に葉がなくなってしまう植物を植えてしまうと、寂しいシンボルになってしまう上目隠し効果もなくなってしまいます。シンボルツリーは常緑樹を選び周りに常緑低木花木などを植えることで、四季を演出し飽きがこない景観を作ることができます。
常緑低木花木とは、通年で落葉がなく花が咲き樹高も高くならない木で、中には紅葉する品種もあります。
◇門から玄関までのスペース◇
日々買い物をされると思いますが、例えば1回の荷物がとても多く両手が毎回ふさがる場合、植栽だらけだとどうでしょうか?荷物が低木にあたり、中木の枝に髪の毛がひっかかり・・・なんてことになってしまいそうです。。。
夜間の出入り時に見えづらいところで枝が伸びていたら、目に入ったりするかもしれません。
植栽を考える上で、動線はとても重要な要素なんです。
・スペース内をどのように動くか
・普段の行動、動線
・門だけでなく駐車スペースからの動線
・植える植物の生育特徴
上記を考え、よく計画して植栽をしましょう。
植栽におすすめの植物
◇シマトネリコ◇
常緑樹でシンボルツリーとしてとても人気が高く、上品な樹形で育てやすく、他の庭木ともマッチします。
6月ごろに小さな白い花を咲かせ楽しませてくれ、病害虫もつきにくいです。
詳しくは こちら
◇ローズマリー◇
門柱前の花壇におすすめです。門柱前は土が少なく乾燥するため、乾燥に強く暑さ・寒さにも対応する強健なローズマリーは重宝します。
成長が早いため剪定・切り戻しは適宜行う必要がありますが、切り戻した枝はハーブとして使えるためアロマテラピーや料理に生かすことができます。
詳しくは こちら
◇オウゴンモチ◇
引用:グンゼグリーン株式会社
モチノキは古くから庭木として愛されてきました。オウゴンモチは園芸種(原種を人為的に改良した種)で、春~夏に葉が黄金色に変化し、他の植物の緑に映えて楽しませてくれます。
成長が比較的遅く、取り入れやすい中高木です。
詳しくは こちら
◇ピラカンサ◇
秋~冬に赤や黄色の実をつけ、春には雪をかぶったような白い花をいっぱいに咲かせる姿が美しい低中木です。小鳥が好んでついばみに来る姿も時折見られます。実は日向の方がより付きますが、日陰でも育ちます。
こまめな剪定で樹形を美しく保てますが、トゲがあるため扱いは注意してください。
詳しくは こちら
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