外構リフォームに使える補助金2024
近年の補助金は脱炭素目標のための補助金が多く、住宅のエコ化・脱炭素化がメインで外構工事で補助金を適用するのは中々難しいものがあります。
ですが今回、粘りに粘って適用できそうな補助金を探してみました。
リフォームをするか検討している方は「補助金がでるならやろうかな?」と思えるかもしれませんので、ぜひ参考にしてください。
※適用条件があるため、ご希望の工事が補助金対象かどうかはよくご確認ください。
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◇子育てエコホーム支援事業
この補助金は、新築分譲・注文住宅の場合は18歳以下の子がいる又は夫婦の内1人が39歳以下の世帯に限定されるのですが、リフォームは年齢制限や子育て世帯である必要がありません(ただし補助上限額が多少子育て世帯より少なくなっています)。
<補助対象工事>
①開口部の断熱改修 ②外壁、屋根、天井又は床の断熱改修 ③エコ住宅設備の設置
④子育て対応改修 ⑤開口部の防災性向上改修 ⑥バリアフリー改修 ⑦空気清浄機能・換気機能付エアコンの設置 ⑧リフォーム瑕疵保険等への加入
①~③のうちいずれかを行う場合に、④~⑧も補助対象になります。
④“子育て対応改修”には補助対象建材・設備として宅配ボックスが含まれています。
また⑥バリアフリー改修は
・手すりの設置
・段差解消
・廊下幅等の拡張
・衝撃緩和畳の設置
上記4つが対象工事とされています。
申請受付開始の3月中旬までにぜひ詳細に内容を確認し、申請は受付開始後速やかに行ってください。
注意点としては、この補助金は事業者登録している業者から申請する必要があるため、ご自身で申請ができません。業者選びの際は事業者登録済の業者かを確認しましょう。
また補助金の還元方法を工事の契約代金(最終支払いに限る)充当にする場合、きちんと補助額全てが反映されているか、業者から詳細に説明を受けましょう。
子育てエコホーム支援事業の公式サイトは こちら
事業についての国土交通省のページは こちら
◇障害・介護などで改修が必要な場合の補助金
バリアフリー化の工事は上記以外にも助成金があります。
こちらは障害がある方や、介護を受けている方がお住いの住宅を、日常生活を送る上での困難を取り除いたり軽くするために改修を行う場合の補助金です。自治体によって運営されているため、詳細はお住いの地域の制度を調べる必要があります。
京都市の場合は、
〇重度障害者住宅環境整備費助成事業(いきいきハウジングリフォーム)
〇住宅改修費の支給(介護保険制度)
上記2つが戸建住宅のバリアフリー化の補助金として募集しています。
〇重度障害者住宅環境整備費助成事業(いきいきハウジングリフォーム)
住宅改造:身体障害者手帳1級~2級又は療育手帳A判定をお持ちの方がお住まいの住宅
移動設備設置:四肢機能障害、両下肢機能障害又は片上下肢(片マヒ)機能障害1級で移動が困難な方がお住まいの住宅
住宅改造:上限50万円 移動設備:上限65万円(上限額は所得等により異なります。)
問合せ先:京都市身体障害者団体連合会 075-822-0779
〇住宅改修費の支給(介護保険制度)
要支援・要介護認定を受けられた方のお住まいの住宅の手すりの設置や段差解消等の工事
上限18万円、16万円又は14万円
問合せ先:介護ケア推進課 075-213-5871
補助金を適用できる外構工事は主に手すり設置やスロープ工事、滑り止めのための改修などです。
◇予算が厳しくなくても補助金は活用を
補助金申請をするにあたっては、対象の建材や使用量計算の仕方など、申請内容に非常に詳細な規定があります。そのため、少額の補助金の場合や注文者から言及がない場合は補助金申請を避ける業者があるのも事実です。
補助額の大きさの問題ではなく暮らしに大切なお金ですから、少しでも役に立つ補助金はぜひ活用してください。更にリフォームも税金控除の対象になりますので、こちらも併せて確認・申請を漏らさないようにしましょう。
◇まとめ
子育てエコホーム支援事業は、ネーミングから“子供がいない人は対象外”だと思ってしまいがちですが、リフォームに関しては年齢も子育て中でなくても関係なく申請できる補助金ですので、リフォームの計画がある又は検討している方は、ぜひ詳しくご自分に当てはまる項目をチェックしてくださいね。
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