フェンスの役割-目隠しだけではないフェンスの利用方法-

フェンス

当店にご相談いただく中で多い内容の一つとして、「フェンスのやり変え」があります。

「過去に自作した木製フェンスが朽ちてきた」「お隣に新しく家が建つので目隠しをしたい」
などの、目隠し用途や修理のご相談が大半ですが、フェンスの用途は他にもあるのをご存知ですか?

今日は、フェンスの便利な用途についてご紹介していきます★

 


 ★CONTENTS★

 ◇フェンスが生まれた背景

 ◇目隠し以外の用途
  ・製品紹介

 ◇まとめ

 

 

フェンスが生まれた背景

フェンスは元々何の目的で生まれたのでしょうか?
人類最初のフェンスをたどるのは困難ですが、家と並び世界最古の建築物であることは間違いないと思われます。

アフリカのマサイ族の家は、簡単に侵入できないようにトゲトゲやイガイガした木の枝を何重にも重ねたフェンスで囲っています。夜になるとゲートを閉じて、野生動物の侵入からも守る事ができます。つまり、「フェンス」は家と家族を「守る」ために作った囲いだと言えますね。

タンザニアマサイ族の枝フェンス
このトゲトゲフェンスで野生動物の侵入を防ぐ

 

fenceの語源は、ラテン語の「fentia」に由来し、「防ぐ」「囲む」という意味を持ちます。そこから派生して中世フランス語の「fens」が生まれました。このフランス語の単語は、「物理的に何かを囲むもの」特に土地や財産の境界を示すために使われました。
英語においては、14世紀頃に「fence」として使われ始め、土地や財産を守るための構造物としての意味が強調されました。

また、fenceは比喩的に法律や規則の枠を指す場合にも用いられるようになり、現代では安全や境界を象徴する重要な言葉となっています。

木の柵

 

つまり、フェンスの元々の役割は「単純に家を囲って外敵から守る」→「敷地(所有権範囲)を主張するために用いる」と進化し、現在ではその役割を多くの場合「塀」が担う様に変化しています。

より強固な防御・敷地主張手段としては壁の方が安定感があり、重宝されて行ったと考えられます。

 

ではフェンスは役割が無くなってしまったのでしょうか?当然、そんなことはありませんよね。
今もフェンスは様々な形で使われています。

 

目隠し以外の用途

ここまでに、フェンスは「敷地(所有権)を主張する」用途を担って来た事がわかりましたが、現在ではその役割を果たしていないのでしょうか?
お分かりの通り、そんなことはありませんよね。画像のように、目隠しと敷地境界を兼ねた使われ方はたくさん見かけることができます。
しかし近年ではオープン外構が多くつくられるようになり、敷地境界に構造物を用いない家が増えています。

そんな中、オープン外構で起こりがちな問題として、「簡単に侵入されてしまう」「角地で通り道に使われてしまう」など、「敷地(所有権範囲)を侵されてしまう」事が挙げられます。外観の好みを優先してオープン外構を選び、このような問題で後悔する方はとても多いのです。

 

じつは、このような時フェンスが大活躍します。「え?目隠しはしなくていいよ」と声が聞こえてきそうですが。。。これからご紹介するのは目隠しや視界を遮るフェンスではなく、とっても素敵な「敷地境界を明確に主張できるオシャレなフェンス」です。

フェンスの元の利用方法に原点回帰しつつ、現代に合うオシャレさや機能性を持つフェンスは、オープン外構に世界観を提供しながら敷地を強調できる優れモノなのです。

それではお勧め商品紹介しましょう★

 


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三協アルミ ハイブリッド外装材 枕木風タイプ

三協アルミ/ハイブリッド外装材枕木風タイプ
和モダンや純和風の建物によくマッチする、枕木風のエクステリア製品です。地面に埋め込み独立させて設置します。
高さに高低をつけてリズム感を出すなどシーンに合わせてデザインできるため、エクステリアを楽しめる素晴らしい製品です。

カラーラインナップも3色あり、洋風住宅にもデザインできます。

 

YKK AP ルシアス フェンスLite
ルシアス フェンスLite

ルシアス フェンスLite

 

「プライベートとパブリックをゆるやかに仕切る。」と言う製品コンセプトの通り、非常にシンプルで主張しすぎないデザインです。

幅広の横格子を割り付けたタイプもあり、エクステリアで演出したい雰囲気に合わせて選べます。視野を塞がないので、植栽や石・砂利のマルチングも一緒に楽しめますね。目を楽しませながらしっかり境界を主張する抜群のフェンスです。

 

LIXIL フェンスAL フレームフェンス
フェンスALフレームフェンス

フェンスALフレームフェンス

 

こちらも「さりげなく、ゆるく、仕切る。「内と外の境界を示す」シンプルなフレームフェンス。」というコンセプト。
シームレスラインライトを笠木に埋め込むことができるので、夜でも敷地境界を示すことができるだけでなく、エクステリア照明としても活躍します。

 


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まとめ

スクリーン
LIXIL Gスクリーン

フェンスによる敷地境界のアピール、これまでのイメージがガラっと変わるオシャレさでしたね★
あまり間口が無い土地でもこの方法は圧迫感なく敷地主張ができますので、これまで敷地範囲のアピールにお困りだった方はぜひご相談ください♪

画像のような縦格子のスクリーン部分使いも良いですね♪

 


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